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第2級アマチュア無線技士受験 [無線資格]

先日第2級アマチュア無線技士(2アマ)を受けてきました。難易度は一陸特と2アマはほぼ同じと感じました。やや一陸特のほうが難しいかもしれません。まあ難易度はあまり変わらないとは思いますが、内容は結構違います。

感触としてはおそらく2アマも合格したと思いますが、今回実際に受験して感じたことを書いてみます。

無線工学の参考書はこちらを使いました。
「解説・無線工学」




第二級アマチュア無線技士(通称:2アマ)は文字通りアマチュア無線のための免許です。操作範囲は「アマチュア無線局の空中線電力200W以下の無線設備の操作」となっており、操作範囲の制限がなく、要するに一アマとの差はパワーだけのようです。まあ、200Wでも十分ハイパワーではあります。
例によって受験の動機は「勉強のため」です。完全に本末転倒ですが、試験を受けるならば勉強するのでちょうど良いです。

科目は法規と無線工学だけです。モールスの受信がなくなったので、相当垣根が下がったと思います。これから2アマ以上を取る人が増えるかもしれません。

これまで2アマで問題になっていたモールスは、現在は実技試験がなくなったので紙の上でゆっくり考えることができます。単に符号を確実に覚えれば何とかなります。そのため、モールスは問題ないでしょう。きちんと覚えていればそれで済む感じです。


法規の試験も、まあ勉強するだけではあります。過去問と教科書を使用して勉強すればよいだけです。

ちなみに、私は一陸特の法規の教科書を流用して勉強しましたが、それだけではまったく足りません。結構マニアックな内容のことが出題されます。法規に関しては、2アマは一陸特より難しい印象です。

電波法令の本は必ず購入すべきです。この本は電波法をはじめ各種の法律の抜粋が記載されています。法律なのであたりまえではありますが、非常に堅い文章で分かりにくいものの、やはり法律の原文はチェックする必要があります。

「電波法令抄録(2012/2013年版) [ 日本アマチュア無線連盟 ] 」




なお、1アマと2アマでは、無線通信規則というかITUの定めた法律?の問題が結構出ます。この条文が上の本にはほとんど出ていません。そのため、過去問などでそのあたりを補足する必要があります。
いろいろ検索しましたが、以下のページにそのあたりのまとめが掲載されています。要するに問題文と正解から条文の訳を復元したということでしょう。結構直訳だとは思いますが、まあ法律っぽい感じにはなっていますね。この条文からはかなり出題されますので、丸覚えしたほうが良いくらいです。コストパフォーマンスはかなり高いです。

「無線通信規則,国際電気通信連合憲章,国際電気通信連合条約 」
http://kurobe3463.blogspot.jp/2010/04/rr.html



2アマで問題になるのは例によって「無線工学」です。それなりに難しい問題が出題されており、3アマ以下とは次元が違う感じです。複素数も出てきますし、インピーダンスなども乱れ飛んでいます。一陸特と同じではありますが。

前述のとおり、一陸特は「プロの資格」です。そのため、現在実際には使われていないアナログ通信のことなどはほとんど出てきません。航空機同士の交信にAM(DSB)が使用されていますが、これは例外中の例外でしょう。
出題はマイクロ波と多重通信とデジタル通信ばかりです。(実際の状況がそうであるから当たり前です。) HF帯や電離層のことなども少しだけです。電信など出るわけがありません。

逆に2アマは文字通り「アマチュアの資格」です。そのため、DSBやらSSB、はてはCW(電信)までの古典的な技術について多く問われます。またトランジスタの回路などの基本問題も多いです。



問題集はあってもなくても良い印象です。単に過去問を厳選して掲載してあるだけなので、過去問がインターネット上でいくらでも手に入る以上、必要性は微妙です。
それでも以下のような問題集が発売されているので、買ってもよいでしょう。ところどころに解説は入っており、結構簡潔ながらわかりやすい解説がついています。この本を買うということは、その「解説を買う」ということかもしれません。毎年改訂されているようです。




なお、インターネット上の過去問というとこのあたりでしょう。

「JH3KCWホームページ」
http://www.dental.gr.jp/web/jh3kcw/index.htm
「上級国試問題」としてまとめて掲載されています。


「kema's web」
http://www.khz-net.com/kema/index.html
業界?では有名なサイトかもしれません。膨大な試験問題の蓄積がすごいです。




今回受験するうえで参考にしたのは、下記のサイトです。このサイトは素晴らしくよくできています。このサイトさえあれば無線工学の解説書は、もしかするといらないかもしれません。

「無線工学の基礎」
http://www.gxk.jp/elec/musen/1ama/index.html

このページは1アマの受験のために書かれたそうであり、2アマ向けにはやや難しいところもありますが、基本的には同じようなものなのでもちろん役に立ちます。



試験対策としては、いつものことではありますが、「過去問」を中心に勉強すればよいでしょう。
法規は過去問を繰り返し勉強すれば問題ないでしょうが、無線工学はある程度の理解はしないといけませんので、人によっては無線工学が問題になるかもしれません。物理や数学の基礎知識というか素養が問われるところかもしれません。

まあ一陸特に合格した方なら、2アマはそれほど問題ないでしょう。今回も私も正味の勉強時間はおそらく3週間くらいでしたが、一陸特の知識がかなり残っていたこともあり、それほど難しいとは感じませんでした。

もしこれから受ける方がおられれば頑張ってください。


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