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一陸特(第一級陸上特殊無線技士)受験 [無線資格]

例によって仕事とは関係もありませんが、趣味の資格集めの一環として「一陸特」を受験してみました。第一級陸上特殊無線技士(以下は一陸特と省略)は結構難しいです。特殊無線技士のなかではダントツの難易度とどこかで読みましたが、その通りだろうと思います。

今回も独学で勉強しましたが、結構大変でした。1か月前からコツコツと勉強しましたが、何とか通ったという感じです。

これまで無線などの資格はいろいろ取ってきました。これまで取った無線関係の資格は次のような感じです。

4級アマチュア無線技士
第2級海上特殊無線技士
航空特殊無線技士
航空無線通信士
(第二種電気工事士)

Wikipedia - 陸上特殊無線技士
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B8%E4%B8%8A%E7%89%B9%E6%AE%8A%E7%84%A1%E7%B7%9A%E6%8A%80%E5%A3%AB

基本的には、特殊無線技士はプロの資格ではあるものの、かなり難易度が低いということらしいですが、一陸特は少し難しいです。俗に「3陸技」などとも言われているらしいです。



受験の動機は、例によって「なんとなく」です。無線や電波には以前から興味がありましたが、試験を受けることが勉強する動機になるのでその意味もあります。

どこかのページに「一陸特からは丸暗記ではムリ」と書いてありました。印象としては丸暗記でもいけないことはないと思いますが、丸暗記をすると覚える量が莫大になります。逆説的ではありますが、理解して計算で導き出せるようにしておくことが、暗記する量を減らすコツになると思います。そして、理解して覚えると忘れません。


科目は法規と無線工学だけですが、法規はまあ問題ないでしょう。普通に勉強すれば通ると思います。問題は無線工学です。

前述のとおり一陸特の無線工学は、対数やdB計算、インピーダンスでの虚数表示などがじゃんじゃん出てきます。私は全くそういうのは苦にならないので良いですが、このあたりの計算が苦手ならば難易度がかなり上がるでしょう。dB計算の意味がわからない人がこの試験を受けるというのもよくわかりませんが、そのあたりがどうかというのが、最初のチェックポイントになるかもしれません。



試験は年に3回やっています。筆記だけですし、年3回ですのでその意味では親切と思います。ただし、科目合格の制度がありませんので、両方を同時に合格する必要があります。

前述のとおり、一陸特の試験のポイントは明らかに「無線工学(24問)」にあり、「法規(12問)」よりも重視されていることは明らかです。ただし法規は問題数が少ないゆえに、ミスに対する許容度が少ないという面はあります。確かに法規のほうが覚える量は少ないので、法規で落ちるとなんだかバカバカしいかもしれません。



先日一陸特を実際に受験(JZ52B,JY52B)し、解答速報を見ると法規も無線工学も合格したと思われます。自分で勉強したことなどを踏まえて、アドバイスを書いてみます。

まず、初めに強調したいのは「過去問が重要」という点です。「重要」というか「すべて」といってもいいかもしれません。過去問を5年分くらいみっちりとやりこめば、まあ合格できるでしょう。
ただ、これは実はかなり大変です。一陸特は午前と午後に分かれて試験が行われます。つまり、試験は年に3回となっていますが、実際には6回行われていることになります。無線工学のみに絞っても、1回が24問なので、1年に144問となります。それが5年となると700問になります。結構大変ですよ。もちろん、問題はかなりかぶっているので、実際にはこれよりかなり少なくなりますが、それでも結構多いのは確かです。



今回受験するうえで参考にしたのは、下記のサイトです。このサイトは非常によくできています。このサイトのおかげで合格できたといっても過言ではないです。寄付をしたいくらいです。

「過去問分析で陸特絶対合格」
http://rikutoku.com/

このサイトは、全文検索もできますし、過去問もたくさん掲載されています。このサイトだけあれば、工学に関しては参考書はいらないのではないかと思います。



もう一つ参考にしたのはこちらのページです。

「無線工学の基礎」
http://www.gxk.jp/elec/musen/1ama/index.html

このページは1アマ(1級アマチュア無線)の受験のために書かれたそうです。一陸特は工学の難易度は1-2アマ程度ですので、非常に参考になります。一陸特の工学は(当たり前ですが)デジタル通信やマイクロ波、多重通信に偏っており、1アマとは少し違いますが、基礎的なところについては非常に参考になります。ページ作成者の情熱に頭が下がります。



本としては 「一陸特 集中ゼミ 第2版」(再掲)を使いました。
通称、吉川本などと言われているものです。個人的には、説明が簡単すぎる気がします。教科書としては、もっとバックグラウンドにある考え方などが書いていないと覚えにくいような気もします。ただし、要点はよくまとまっています。教科書と問題集の中間です。





試験対策としては普通に試験勉強をすればよいと思いますが、やはり「過去問」を中心に据えるべきです。まず過去問をやってみて、どれくらいできるかどうかを試してみたらよいと思います。ここで完全にちんぷんかんぷんなら、相当時間がかかると覚悟したほうが良いです。いきなり半分以上正解できたら、おそらく余裕です。

前述のサイトでは、インピーダンス系や電子回路系の計算問題は捨てるという方針を勧めています。これは、これまでの出題傾向を見る限り正解でしょう。間違いが9問(全24問)まで許容されるので、1-2問は捨てても問題なく合格はできます。苦手な方は完全に捨てるほうがよいでしょうね。
私はそれは嫌だったので、ちょっと勉強してインピーダンスの計算ができるようにしましたが、ここにこだわるより他を固めたほうが明らかに効率は良いような気がします。



私は過去問にトライし、最初は教科書やインターネットを駆使して一問一問を丁寧に理解していきました。最初は1回分(24問)を終わらせるのに4時間くらいかかりましたが、まあ最初はそんなものでしょう。これを繰り返していき、だんだんスピードアップしました。
結局過去問は5年分を2回やりました。毎回問題を印刷して、試験と同じ形式にして解きました。紙のムダという気もしますが、知識の整理にはとても良い方法だとおもいます。
そして大切なことは「間違ったところ」をリストアップしておくことです。間違ったところだけをあとでレビューするというのがとても大切です。

JZ52Bは簡単でした。最近ではもっとも簡単だったのではないでしょうか。インターリーブのあたりは新問かもしれませんが、CD-DAやDVDなどの誤り訂正などの知識があれば、当たり前といってよい知識でしょう。

まだ試験結果の発表はないので、通っているかどうかは本当にはわかりませんが、感触的にも合格していると思います。

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