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セグウェイPT 搭乗記 [その他]

一部では人気のあるセグウェイに乗ってきました。
今回ワシントンDCまで出張してきましたが、仕事の空き時間にセグウェイでの観光ツアーに参加してきました。観光はどうでもいいですが、セグウェイ自体に関して興味があったのでちょうどよかったです。

一言で言うと、「無意味にハイテク」という印象です。テクノロジー的にはすばらしいのですが、セグウェイでないとだめな状況というのがほとんどない印象です。電動チャリで十分じゃないのか?という印象を最後まで払拭できませんでした。

そういう意味で実用性は微妙かも。でも何にも似ていない乗り物です。おもちゃ(ガジェット?)として実にすばらしい・・。

こんな感じでいろいろ周りました。
segway_6.jpg

セグウェイは電動の二輪車です。と書くと間違いではありませんが電動自転車ではありません。何にも似ていないので表現するのが難しいです。

まずはWikipediaを掲載してみます。

Wikipedia - セグウェイ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B0%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4

全体として否定的な書き方ですが、「一部のテクノロジー愛好家から絶大な支持を受けている」(2010.5/16時点)と書いてあります。これこそがセグウェイの本質かもしれません。


Wikipedia - Segway PT
http://en.wikipedia.org/wiki/Segway_PT

どちらかというとニュートラルな書き方です。しかし、日本でなぜ公道で走れないのかという説明が日本語版より詳しいのはいかがなものでしょうか。英語版Wikipediaによると、日本ではバイク扱いとなるのでブレーキやナンバー、ターンシグナルなどが義務付けられるため、事実上公道走行ができないとのことです。
なおこのブレーキに関しては後で触れます。



メーカーの日本語ページです。
http://www.segway-japan.net/index.html


本社? アメリカです。
http://www.segway.com/




はじめは別にセグウェイツアーに行くつもりはありませんでした。しかし、パンフレットを見て「これはレポートを書かなければ」と妙な使命感を感じたので、同僚を誘ってツアーに申し込みました。
3時間で70USドルなので、まあまあな値段だと思います。ワシントンDCは名所が密集しており、Segwayだと3時間でかなりまわれます。セグウェイ自体もさることながら、観光としても結構良いと思います。議会の周りの坂をヒュイーンと登っていくのはかなり快適でした。

ちなみにかなり目立ちます。今回はカラフルなポンチョで超目立っていました。修学旅行?にきていた子供たちに異様にウケていました。「Segway Tour!」という叫び声を何回聞いたことか・・・。

あと、雨天決行ですが運の悪いことにすごい雨が降っており、相当寒かったです。ツアー開始直前にものすごい雨が降ってきたので、ドラッグストアに走ってポンチョを買い込みました。



申し込みはインターネットで行いました。予約ができているかどうか不安だったので、一応電話しておきましたが別に問題ありませんでした。

最初にインストラクションのビデオを見させられます。いろいろこける映像が出てきますが、あまり参考になる感じではないですね。

それからヘルメットをかぶって練習です。「じゃあトレーニンググラウンドに行こう!」とか言われて、どこに行くのかと思えば、隣の路地でした。普通にトラックが来るし、「どこが練習場じゃ?」という感じですが、そこはアメリカです。

最初は丁寧に教えてくれます。
segway_8.jpg

セグウェイなど触ったこともないため、結構不安でしたが操縦はかんたんです。最初はスノーボードやバイクに似ているのかと思いましたが、全く何にも似ていません。表現が難しいです。

15分ほど練習したら、誰でも乗れるようになる感じです。私たちはすぐ乗れるようになりましたし、明らかにちょっと運動神経が鈍そうなアメリカ人の中年女性でもそれなりに乗れていたので、事実上だれでも乗れるでしょう。




それでは、乗った印象です。

まず、乗り降りが意外と気を使います。システムを停止するためには、スイッチを切る?必要があるため、手軽に電源を切ることはできないようです。停止して車輪をロックした状態にしてもらった方が安全に乗降できそうな気もしますが、乗った瞬間にバランスモードに入る必要があるため、どちらが良いのかは良くわかりません。なんとなく乗降の瞬間に暴走しそうな気がしてちょっと不安でした。大丈夫ですけどね。

前後への操縦は単にバランスをその方向に崩すだけです。前に体重をかけると前に進みます。後ろなら後退です。非常に直感的な操作法で、理にかなっています。中心付近はダルにしてあるようで、絶妙な感度設定ですね。最高速は本来は20km/hらしいですが、今回は6mphの設定でした。これでも十分速いです。
前方にバランスを移すと、何もない前方から反力みたいなものが返ってくる感触です。不思議ですね。まあ不安感は全くありません。

ただ、移動手段としてのセグウェイの最大の問題点はブレーキ性能です。そもそも厳密な意味でのブレーキはないので、力いっぱい後ろに体重をかけると急減速します。ただ、その加速度が大したことないので、いわゆる「急ブレーキ」というのは語弊があるくらいの減速しかできません。
たとえば1Gの減速をするとすると、1Gでの定常ブレーキ(非現実的ですが)の場合、体の角度は後傾45度になります。その後も安全にバランスを戻す必要があるので、あまり減速度を出せないのでしょう。でも、誰かが飛び出してきたらどうするのだろうという危惧はずっと感じました。

停止した状態を維持するのは結構疲れます。じっと止まっているのは難しくないのですが、バランスを常時完全に取っておく必要があり、それなりに疲れるのです。ちょっと前や後ろにバランスがかかると、そちらへ動いてしまうのでちょっとがんばる必要はあります。


曲がりは非常に軽快かつ自由自在です。信地旋回もかんたんです。単にハンドルバーを曲がりたい方向に倒すだけです。左に傾けたら左に曲がれますし、右なら右です。前後のバランスを崩さずに、バーを倒すと超信地旋回になります。巡航中も自由に針路変更ができます。このあたりの制御はさすがです。

超信地旋回 (Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E4%BF%A1%E5%9C%B0%E6%97%8B%E5%9B%9E


段差には弱いとおもいます。怖くて段差の登りにトライしようとは思いませんでしたが、どうなるんでしょうか。ちょっとの段差を降りるのは全く問題ありませんでした。
悪路に関してもちょっとの芝生くらいなら問題ありませんでした。



というわけで、練習して皆操れるようになったら出発です。議会、海軍記念碑?、最高裁、議会、スミソニアンの前、ホワイトハウスなどいろいろ見せてもらえます。適宜説明も入りますが、とりあえず寒すぎ・・。

FBIビルの横です。
segway_7.jpg


だんだん慣れてきて自由に動けるようになったので、カメラで動画を撮りまくりました。片手運転も別に問題ないです。バーを持たずに止まっていることも問題なくできます。このあたりの感覚は自転車と似ていますね。



セグウェイは、毎秒100回バランスを計測して、モーターを制御してバランスを取っているそうです。ドライブ バイ ワイヤと書いてありましたが、そんなの当たり前でしょう。要するにセンサーとモーター制御べったりの機械です。アシモみたいなものでしょうか。

中身を分解してみてみたいところですが、そのような機会はなかなかなさそうです。



こんな感じで整列しています。充電は普通のAC120Vのようです。
segway_2.jpg


コンセント直結です。
segway_3.jpg


車輪は結構大きいです。このシステムでは車輪を小さくできないでしょう。段差乗り越えや悪路走行の際のトルク変動を出来る限り小さくすることが安全上必須でしょうから、車輪は可能な限り大きく取ってあります。
segway_4.jpg

ステアリングです。といっても、実際にはただのバーです。
segway_5.jpg



いろいろ書いてきましたが、おもちゃとしてはきわめて興味深いです。ただ繰り返しになりますが、なぜこの構造である必要があるのかという感想は最後まで消えませんでした。別に省スペースでもないし、電動チャリと比べて省エネでもないでしょう。たしかに小回りは利きますので、ショッピングセンターなどでは便利かもしれません。ただし結局立ちっぱなしなので、意外と足は疲れます。

いろいろ書いてきましたがオモチャとしては楽しいので、機会があれば乗ってみることをお勧めしておきます。
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