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航空無線通信士試験を受けて [航空機全般]

やっと?本日(H20.2/23)航空無線通信士の試験が終了しました。
結構難しかったというのが正直な印象です。当たり前のことですが、きちんと勉強しなければ絶対合格できない試験です。
これから受ける人の参考になるように経験談みたいなものを書いてみます。


今回は大阪で試験を受けました。会場は関西テレビ電気専門学校(西沢学園)です。ずっと前に航空特殊無線技士を受けたのもここでした。少し懐かしいです。

梅田駅からテクテク歩き、20分くらいで到着しました。

近くにはコンビニがいくつかあります。またすぐ近くにスカイラーク&バーミヤンがあり食事ができます。ただし、昼は混むので、昼前の試験を早く退室して席を確保するのが良いかもしれません。コンビニで適当になにか買って、会場で食べるのもよいでしょう。



思ったより受験者は多かったです。2教室に分かれており正確な数はわかりませんが、100人以上はいた様子です。
若い人から中年の方までさまざまでした。当たり前かもしれませんが、グループで受けに来ている人が多かったです。また「久しぶり!」などと挨拶をしている人たちも多かったです。
ちなみに女性は1割くらいでしょうか。意外と多い印象でした。

試験時間は各科目ごとに90分ですが、45分たつと退室できます。考えてわかる問題は少ないので、わからない時はじっくり考えてもわからないことが多いと思います。わたしはすべて45分で退室しました。



それではそれぞれの科目の感想を書いてゆきます。

「法規」
今回の法規は結構難しかった気がします。ひねった問題というか重箱の隅をつつくような問題が多く、うんざりする感じですね。自信を持って解答できた問題は半分くらいでしょうか。7割で合格なので全部完全に正答する必要はないのですが、なかなか難しかったです。
法規は法律ですので、覚えなければ話になりません。考えてわかる内容ではないのでひたすら覚えましょう。
ただし法律ですから大事なところは決まっており、そういうところは過去問で繰り返し出題されています。
要するに過去問を完璧に解けるようにしておけばまず合格します。もちろん新傾向の問題が数問混じってくるのですが、過去問がきちんと解ければ通ります。過去問を繰り返し演習しておくのを薦めます。

なお法規は言葉が難しいです。難しいと言うよりは紛らわしいといったほうが正確かもしれません。
「航空局」「航空機局」「責任航空局」「航空機地球局」「義務航空機局」「海岸局」などの言葉が乱れ飛びます。
航空局というのは、航空機と通信する地球の無線局のことで、aeronotical stationのことです。航空機局というのは、飛行機につんである無線機のことで、aircraft stationのことです。英語では単純明快ですが、日本語ではきわめて紛らわしくわかりににくいです。

なお、勉強の方法としては個人ごとに違うと思いますがお勧めの方法を書いてみます。
まず、電気通信振興会から出ている法規の教科書を一通り読みます。きっちり読む必要はありません。出来たら2度ほど全体を読めばよいです。読んだだけでは内容はどうせ覚えられませんが、言葉になじむ程度でよいです。

次に過去問を印刷(ネットからダウンロードして)します。それに正答を書き込んで何度も読みます。間違っている文章なども教科書を参考にして正しい文章に訂正しておきます。

このあたりのサイトを利用しましょう。
http://www.nichimu.or.jp/
http://www.khz-net.com/kema/

さらに今度は問題を印刷して普通に解答します。
答えあわせの時は、各選択肢のどこが正しくてどこが間違っているのかまで教科書を見て確認しましょう。(この、きちんと調べるという作業をすることで記憶に残ります)間違ったところは印を付けておき、次にやるときは重点的にやるようにします。

これを何度か繰り返します。やっているとわかると思いますが、問題は同じようなものが何度も出題されているので、だんだん楽になります。そのうち解けるようになっているでしょう。問題文自体をだんだん覚えてきます。


「無線工学」
これは例年より簡単だった印象です。力率とか虚数表示とか、論理演算の問題などいろいろ出ていました。
今回は捨てる気だったのであまり勉強しておらず難しく感じましたが、簡単な問題が混じっており半分以上は正答できた印象です。

なお、無線工学(法規もですが)にはVOR、ILS、レーダー、トランスポンダ、ACASなど航空に特有の事柄が出題されます。これは実際に航空機(あるいはシミュレーター)に接している人やマニアにとっては当たり前のことです。たとえばILS(ローカライザー)の周波数はと言われたら、VORと兼用のインジケーターを使うことからVORと同じなど当たり前です。
もし航空機に興味がない人が受けるなら(ただしそういう人が受ける意味が良くわかりませんが)、そのような基礎知識の勉強も平行してするべきです。

電気通信振興会からでている教科書の内容を超えたことも結構出題されていました。
その教科書とはこれです。
無線工学第6版

そのため「上級ハムになる本」などのアマチュア無線などの参考書も必要と感じました。

まあ、それでも基本は過去問を完璧にマスターすることです。無線工学は記憶だけで解くような種類の科目ではありませんが、それでも覚えるべきところはあるので覚えてしまいましょう。


「英語」
英語に関しては特別な勉強はしませんでした。おそらく全問正答できたと思います。
ただし普段英語に接していない人にとっては鬼門かも。あまり攻略法はないので普通に英語を勉強するしかないでしょう。

最初に英会話があります。CDで音声が流されますのでそれを聞いて解答します。15分くらいで英会話が終わり、その後から英語の試験が始まります
英会話は特に難しくありませんでした。ゆっくり話してくれますし、質問の内容も単純です。音声が流れる前に回答文を熟読しておきましょう。十分時間はあるはずです。
英語の論文を読み、CNNなどを聞いて意味がわかるレベルの人にとっては余裕です。

また筆記の方もそんなに難しいことはないと感じましたが、航空法(国際憲章)の英語版が出てきます。ここは法律で非常にカタい英語です。これには慣れていたほうがよいので、過去問をやって文章に慣れておいたほうがよいでしょう。また法規の知識が要求されます。法規の勉強もしておくと良いです。


「電気通信術」
これは私は航空特殊無線技士を持っているので免除されました。
内容についてはホームページに書いているのでそちらをご覧ください。
http://www012.upp.so-net.ne.jp/jl4ouf/



航空無線通信士はそんなに簡単な試験ではないと感じました。ただし、きちんと時間をかけて準備をすれば合格は可能という印象です。
これから受ける方がおられればがんばってください。

私も今回とおらなければH20年8月に再度受けます。


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