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トヨタ86試乗 [クルマ関係]

このたびトヨタのスポーツカーである86に試乗してみました。別に買う気もないですし十分に乗れないので、販売店での試乗はしていません。今回レンタカーで86を借りて乗ってみました。

6AT(トルコンAT)の16インチモデルでタイヤの銘柄はdBでした。あまり上のほうのグレードではないと思いますが、詳細はわかりません。走行距離は6000kmでした。

結論としては「素性の良さは感じたものの、乗り心地が許容範囲外」という感じでした。

借りたのはこちらです。
86_outside.jpg

ある日トヨタレンタカーの前を通ると、86が置いてありました。いつか乗ってやろうと思っていましたが、50kmほど先まで買い物に行く機会があり、良い機会と感じたのでレンタルしました。6時間で1万円強であり、結構高かったです。

私はそれほどたくさん車に乗ってきたわけではありません。乗るのは嫌いではないので、気になる車があればたまに乗ったりもしていますが、スポーツカー系はあまり乗っていません。そのため、比較の基準を三菱のアイ、さらにポルシェのケイマンと、R35のGT-R(2014)にします。価格帯が違うというのはありますが、自分の車以外を基準にするのは良くないとおもいますのでご了承ください。

まずエンジンですが、凡庸だと感じました。2LのNAですからトルク感は推して知るべしです。踏んだ時のトルク感は「こんなものかなあ」という感じで、予想通りでした。ただし、86のエンジンで問題だと思うのは、トルク感があまりないことではなく、レスポンスと高回転の伸びが今一つであることです。
ケイマンのような絶妙なレスポンスも、ハヤブサのような高回転の伸びもあまり感じません。スポーツカーのエンジンとしては、回せば回すほど気分が高揚するようなまわり方をしてほしいですが、そんな感じはあまりありません。
全体として、きちんと仕事はこなしているという感じはありますが、もう少しですかね。


音もまあまあですね。あまり音がせず加速するGT-Rと比較すると、「音の割には加速しない」という感じでしょうか。(GT-Rと比較するのもどうかと思います。)
なお987前期のケイマンは2.7Lですが、245psしかありません。パワーは86とそれほど変わりませんが、ケイマンのサウンドは絶品です。感情をかきたてられるすばらしい音であり、そのサウンドでパワー感を勘違いするわけです。スポーツカーにとって大切なものは絶対的なパワーではなく、やはりサウンドとフィーリングだと思いますが、86にケイマンほどの高揚感はないです。ここはもう少し頑張らないといけないでしょう。


ATの出来は良いように感じました。ダイレクト感はかなりあり、変速のキレもよかったです。86のATは気に入りました。
なお、シフトダウンでは自動ブリッピングが入り、なかなかスムーズなシフトダウンです。日本では今一つ下火なステップATですが、個人的にはCVTは嫌いです。出来の良いステップATは良いですね。
まあ、これも比較すべきではないかもしれませんがGT-RのDCTには及びません。ふわーっと加速している時のGT-Rのトランスミッションの変速は絶品です。ただし、GT-Rは突然のシフトダウンは今一つです。とくにシフト予測が当たっているとき(つまり次のシフト段が待機している時)は良いものの、そうでないときは結構かったるいのです。
なお、トヨタ車(86をトヨタ車と言っていいのかどうかは微妙かもしれませんが)全体に感じますが、発進がぐっと一気に出ます。ここで軽快感を演出しているのでしょうが、トヨタ車の悪癖を引きずっている感じはあります。
まあ、全体的には86のATはかなり良いです。


一番問題と感じたのは乗り心地です。もちろんサスが硬いとかいうことではなく、スイートスポットがどこにもないように感じました。つまり低速でもボディの揺れが止まらず、50-80kmあたりの中速域でも揺れ続け、その上でもやはり揺れます。ギャップを超えた時の突き上げは別に気になりませんが、そのあとのボディの揺れ方が気に入りません。フラットさが足りず、不快な揺れ方をします。
ケイマンは低速では揺れますが、80km以上くらいではあきらかにフラットになります。路面の細かい段差を吸収するように滑るように走ります。GT-Rはさらにその上で同じような感じです。ちなみに三菱のアイは40km以下ではかなりフラットです。
個人的に乗り心地ナンバーワンの前期型リーフとは、比較の対象に全くなりません。86ははっきり言って2014年型GT-Rよりも乗り心地に関しては劣ります。987ケイマンにも完全に劣ります。
いまどきのスポーツカーは乗り心地が良いことが当たり前になってきつつあり、そのような観点ではやや古いかもしれません。


ハンドリングは意外とよいです。とくに初期応答がよく、ステアリングを切ると絶妙に頭が入ります。初期応答は非常によいものの、そのあとの追従に関してはもう一歩と思いますが、全体的には86のハンドリングは良いと思います。
限界に近づいていないので、そのあたりのハンドリングと、スポーツカーにとって非常に大切なスタビリティシステムの出来については不明です。
しかし、街中でも十分重心高の低さなどの素性の良さは感じます。わかりやすいハンドリングです。ただし、ケイマンと比べると、自由度がやや低い感じはあります。

なお、このフィーリングからみて、むやみにハイグリップなタイヤを採用しなかったことは英断と感じました。タイヤと車体のマッチングがとても良い感じです。もしハイグリップタイヤに替えるとバランスが崩れるのではと心配になるくらいです。




いろいろ書いてきましたが、86は乗り心地が今一つでしたが、車の挙動に関してはなかなか良いものを感じました。


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