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Newケイマン 試乗 [ケイマン]

今更Newというほどでもないかもしれませんが、新型(981)型ケイマンに試乗してきました。

結論から言うと、乗用車としての完成度は987前期型と比べて圧倒的に優れています。ただ、普通の車に近づいたかもしれませんね。とても良い車ということはよくわかりましたが、買い換えたいという強い願望が湧き出すというわけでもない不思議な感じでした。

今回の記事には、新型ケイマンについて自分で体験したこととセールスマンから聞いたことを書いてみます。これから買おうという人の参考になれば幸いです。もちろん、独断と偏見に基づいていますので、そこはご了承ください。

この車両に乗りました。
new_cayman.jpg

久しぶりにポルシェのディーラーに行きましたが、土曜日の朝9時なので、当然ながら誰もいませんでした。休日の午後でも、客が誰もいないこともよくあります。ポルシェはバカ売れ中らしいですが、ディーラーはいつも閑散としています。不思議な感じですね。


こんな感じでクレストがかかっていました。オシャレです。
new_cayman1.jpg




ここからは感想を書いていきます。比較の対象を自分が乗っている987前期型ケイマン(2.7L)、RHD、MTにします。987後期型にもかなり試乗したので、それとの比較もしますが、さすがにかなり記憶は薄れていますので、ご了承ください。

ちなみに、今回乗った車両は、ケイマン(2.7L)、右ハンドル、PDK、19インチでした。オプションは、スポーツクロノ、オートエアコン、格納ミラー、レザーなんとかパッケージなどがついていたようです。まあまあ売れ筋の仕様ではないかと思います。



まず、乗り心地ですが非常に良好です。987の前期型は特にPASMのスポーツモードでは相当の突き上げがありましたが、981はかなり乗り心地は良いです。ただ、987前期から後期でもかなり改善されたので、その差と比べると少しかもしれません。すくなくとも、普通に買い物に行ったりするのにも何の問題もないと思います。
今回はボクスターなどでもPASMなしの仕様もけっこう出ているようですが、特に問題ないという意見が多いということでした。たしかに、PASMはいらない時代に入った?のかもしれません。


騒音(ノイズ)ですが、これも乗り心地と同じで987前期と比べると劇的な改善ではあるものの、987後期ですでに静かになっていたので、乗り心地と同じようなコメントになると思います。ただし、もちろん回せばいつものポルシェの音がします。「フォワーン」とシャープに回ります。音は官能性の大切な一部ですが、そのあたりは変わりません。いい音です。

今回はトランスミッションがPDK(以下Dual Clutch Transmission,DCTと記載)でしたが、DCTはあいかわらずレスポンスが非常に良好です。できは素晴らしく良いと思います。パドルでも変速できますが、ノーマルモードでもシャープかつ速やかにに変速されます。さらにスポーツプラスモードだと、「ファン、ファン」というような感じで瞬時にシフトができる感じです。
低速時の挙動も問題なさそうでした。さすがに熟成されてきているようです。一瞬マニュアルの存在価値が疑問に思えてきました。もう、ここまで来るとMTは完全に趣味の世界です。ただし、書いていることが矛盾しているようですが、それでもマニュアルのような「直結感」というか「スポーツカー度」は、PDKは少しだけ劣るかもしれません。

アクセル全閉時は、クラッチが切り離されコースティングに入ります。要するにエンジンブレーキをかけないように空走する機能ですが、違和感はゼロです。いつエンジンが切り離されたのかよくわかりません。コースティングに入るときも、戻るときも違和感はありませんでした。

アイドリングストップ機能も付いています。違和感はほとんどないので、普段はアイドリングストップ機能はOnでよさそうでした。ただし、夏はあまり止まらないとのことで、今回試乗した時もすぐエンジンがかかっていました。ここれはスズキのエネチャージのように蓄冷エアコンにすべきでしょう。それか、ミッドシップなので電動エアコン化でしょう。(ハイブリッドでなければ無理だと思いますが。)



なお、2.7Lの直噴エンジンですが、総合的には変わらないと思います。987後期はやや眠たい感じでしたが、987前期のような荒々しい感じともちょっと違うような感じですね。
ただし、987後期の2.9Lと比べると、トルク感が少し落ちたらしいです。たしかに、ぐっと踏んだ時の一発目のトルク感はあまりありませんが、2.7Lと考えればこんなものかもしれません。試乗車の2.7Lに乗って、購入する車をケイマンS(3.4L)に変更したという、987後期オーナーもいたそうです。

トルク感は自分の987前期MTと比較しても少し落ちる気がしましたが、PDKだから?直噴だから? よくわかりません。ちなみに、エンジンの吹け切り感はかなり良いです。いつも通りですが、振動なくスムーズにレッドゾーンまで回り切るのはすばらしいですね。そのあたりの優れた感触はかわりません。やはりポルシェだからなのかもしれませんが、良いエンジンです。


スポーツクロノパッケージは、今回からエンジンマウントまで含めた統合制御になったようです。ダイナミックエンジンマウントはかなり良いらしく、「PDKならつけたほうが良い」というのがセールスマンの意見でした。ちなみにこの結論は987の時から変わっておらず、つまり「MTならいらん」ということらしい。ただ今回はMTであれば自動ブリッピングモード(日産のいうところの、シンクロレブコントロール)が装着されるとのことでした。それだけは欲しいところかもしれません。

一部ではうわさの電動パワーステアリングですが、自分には987の油圧パワステとの違いが判りませんでした。電動パワステ導入にはいろいろ意見もあるようですが、少なくとも自分ではわからないのでどちらでもよいです。まあ、油圧に比べて素人レベルでは違和感があるというほどではないのは確かでしょう。


オートエアコンはオプションになりました。987の初期型ではオプションでしたが、いつの間にか標準装備になりました。車両価格を考えると微妙ですが、「いらないだろう」というのがセールスマンの意見であり、自分もそう思います。どうせエアコンを精密な制御云々というような車ではないでしょう。ケイマンはスポーツカーですが決して高級車ではありませんので、ラグジュアリー方向に走るなら、最初からレクサスでも買ったほうが良いと思います。

なお、後方視界はますます悪くなりました。もともと987からケイマンはあまり後ろが見えない車ですが、さらに悪化しました。後方の崖?というか棚?が邪魔しており、とくに斜め後ろの視界は絶望的です。ケイマンでこれなら、ボクスターはさらにひどいのだろうと想像されます。まあ、これは最初から求めるものが違うでしょう。


ミラー格納機能は、日本市場からの強い希望でついたらしいです。個人的には必要性を全く感じませんが、都会では必要なんでしょう。


右ハンドルで常に話題となるペダルオフセットですが、981でも少し残っています。987と比べてあまり変わりませんが、もともと問題となるレベルかどうか微妙なので、こんなものかもしれません。自分では全く気になりませんでした。よく見るとまだオフセットしていることがわかるというレベルです。


ドリンクホルダーは相変わらずの格納式です。場所も987、997.と変わりない感じでしたが、あの壊れやすい構造は直したのでしょうか。


内装はだいぶ良くなりました。高級感が増したというか、値段なりの内装に少しは近づいたということでしょう。かなりアウディに近づいたような感じです。

リヤのトランクは明らかに狭くなりました。ゴルフバックを載せられるかどうかが話題になっていましたが、リヤにゴルフバックは厳しいのではないかと思います。




ここまでいろいろ書きましたが、やはりスポーツカーとしてのケイマンの本質は何も変わっていませんでした。そこは残されたうえで、さらに日常性が相当改善しています。

ただ、987後期型からは同じような路線といえるかもしれません。987前期からだと、少し物足りないかもしれません。


個人的には、買い換えるかどうかますます迷います。GT-Rやケイマンあたりを検討中ですが、なんだか試乗してますます迷うような感じです。
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