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EV用急速充電器&補助金について [クルマ関係]

個人的には電気自動車(EV)は大好きです。EVが環境に良いかというと疑問ですし、航続距離の問題から一般向けとはまだいえません。しかし、リーフにしてもアイMiEVにしても、ハンドリングや乗り心地といったクルマとしての基本性能がすぐれており大好きです。

EVで常に問題となるのは、「航続距離」ですがそれをサポートすることになるのは急速充電器です。経産省はH26年までに急速充電器を3万6000台に増やすという計画を立てたらしいです。にわかには信じがたいですが、どうせ予算を使うなら有効に使ってほしいです。このままだと「数だけ増える」という結果に終わるのではないかと思います。

急速充電器はそろそろ「数」ではなく「質」が問題になるフェーズに入っているように思います。
そのあたりをつらつら書いてみます。



まずは以下に産経新聞のニュースを引用します。


「EV用の急速充電器、GS数並み3万6000基 26年度までに」
産経新聞 2013年1月27日(日)分配信

 経済産業省は平成26年度までに電気自動車(EV)の急速充電器を全国のガソリンスタンド数に匹敵する約3万6千基にするなど集中的に導入する計画をまとめた。32年までに急速充電器を5千基導入する従来目標を大幅に上方修正した。普通充電器を合わせ約10万基の充電器を整備し、EV普及を後押しする。

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 計画では現在、全国に約1400基ある急速充電器をガソリンスタンド数(約3万7千カ所)並みに増やす。自治体が定めた充電器の導入計画に基づいて設置する場合、購入費と取り付け工事費をそれぞれ3分の2ずつ補助する。道の駅など幹線道路沿いや高速道路のサービスエリアなどの設置を見込む。
 このほか公共性を有する施設が利用者を限定しないで設置したり、個人やマンションの管理組合などが駐車場利用者向けに設置したりする場合、購入費と取り付け工事費をそれぞれ2分の1ずつ支給する。個人が自宅に設置しても、従来通り充電器本体価格の半分を補助する。
 経産省は平成24年度補正予算案にEVなどの充電器の整備費として1005億円を盛り込んだ。充電が15~30分で済む急速充電器と、4~7時間程度の普通充電器を合計で約10万基整備する。経産省は21~22年度事業で、計18都府県を「EV・PHVタウン」に選定。EVや家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)、充電インフラなどに関する実証実験を実施。23~24年度事業ではそれぞれ300億円弱をかけて、EVやPHVの購入費、または充電施設の一部を補助してきた。
 ただ、経産省は「ユーザーがガス欠ならぬ“電欠”を懸念している」と判断。金額を大幅に増やし、EV普及に向け、インフラ整備を後押しする。



個人的にはEVは大好きです。EVがエコかどうかというときわめて疑問であり、製造時のコストや発電効率などをすべて含めた場合に、プリウスやミライースと比べてエコかはきわめて疑問でしょう。「EVはエコ」という自動車メーカーのイメージ戦略に、世の中は流されていると思いますね。

私はエコかどうかよりも、EVの乗り心地およびハンドリングが気に入っているからEVが好きです。リーフはスポーツカーみたいなハンドリングであり、運転して非常に気持ちよい車です。アイミーブも重厚な乗り心地と豊かな低速トルクで、これも乗っていてとても楽しい車です。

自分はまだEVは持っていませんが、これまでもアイやリーフを何度も長期レンタルして乗り回してきました。そして実感したことはやはり航続距離の問題につきます。エアコン問題なども要するに、航続距離の問題に含まれるわけです。

そして短い航続距離をカバーするのが急速充電器であり、遠出の際には「EVの生命線」になるわけです。そもそもEVで遠出をするというのが使い方として間違っているわけですが、そうしないといけないときも出てくると思いますし、いざとなれば遠くへも行けるという汎用性がクルマの魅力である以上、急速充電器は必要でしょう。

ただし、話の趣旨からは外れますがEVの威力をもっとも発揮するような使い方をする限り、急速充電器とは無縁です。それがまさにミニキャブミーブを使用した配送業務などということになるわけです・・・。(ミニキャブミーブがんばれ)



ところで、現時点での急速充電器の配置です。かなりの勢いで増えているのは間違いないようです。

Chademo
http://www.chademo.com/japanese/04_Maps.html


EV navi
http://ev.gogo.gs/
このサイトによると、現在(2013/1)時点では急速充電器は1700箇所に近いようです。




これまでEVでいろいろなところに出かけてきました。そのときに問題に感じたことを列挙してみます。

1.高速道路のPA、SAにほとんどない。
東京などの大都会の事情は知りませんので、そのあたりのことは無視します。田舎で高速道路でどこかに行くとしても、高速道路上には充電器はほとんどありません。EVは高速道路ではみるみる電池が減るので、高速道路は精神衛生上非常に悪いです。
EVでの遠出ではこの点がもっとも問題になるのではないでしょうか。SAには急速充電器を義務付け、設置費用と当初数年間のランニングコストを国がかぶれば良いと思います。


2.充電器の営業時間
ちょっと遠出しても、EVの場合充電する場所がなければ帰ってこれない可能性があります。そのときにも、営業時間が平日の5時までとかいう充電器が結構あるんですね。はっきり言って休日の夜などに帰ってくるときにはまったく役に立たないわけで、普通に仕事をしている一般人のユーザーが遊びに行くときには役に立ちません。
日産のディーラーの充電器も徐々に24時間になってきているらしいです。まあ当たり前ですね。これまでそうなっていなかったのが不思議です。

EV navi (再掲)  http://ev.gogo.gs/
充電器自体は結構たくさんありますが、24時間営業している急速充電器を絞り込むと、相当少なくなることがわかると思います。


3.急速充電器の配置
当然ではありますが、配置が都会に偏っています。そして田舎でも都市部に偏っています。人口を考えると当たり前のことではありますが、遠出をする場合にはこれが問題になります。
日産や三菱はディーラーに急速充電器を設置するといっており、とくに日産はがんばっているようですが、1キロも離れていないところに急速充電器が何個もあっても仕方ないような気もします。おそらく現状でもそうなっているところもあるでしょうし、数だけを追求するとそれがひどくなるのは自明です。
基本的にEVで急速充電器を使用するというのは「緊急時」であり、電池の寿命を考えても「充電は自宅で」というのが本来の姿でしょう。後述しますが、政策的にある程度充電器の配置をバラけさせる必要があると思います。


4.充電待ち
これはとくに今後問題になるでしょう。急速充電とはいえ、それなりに長くかかるので充電待ちが発生したら面倒そうです。
充電コネクタが2つある充電器なども早めに作ってほしいです。両方同時にフルパワー(50KW)で充電できる必要は必ずしもないと思いますが、同時に充電ができれば待ちはかなり緩和されるはずです。
あるいは、急速充電器の横に普通充電器をもれなく設置するとかですね。2時間ほど買い物するなどといったときには、むしろ急速充電で横にずっといるよりは、普通充電をしっぱなしにしてどこか行くというほうが良いような気もします。
あと運用側としてはドライバーがその場にいなくても充電が終わっていたら、勝手にコネクタをはずしても良いというルールでも作るべきかもしれません。これは特に高速道路の充電器では問題になりそうです。


5.課金
個人的には充電器は有料化すべきだと思います。設置費も電気代もかかるのに、無料というのは明らかにおかしいです。
この点は4の待ち時間と対策とも絡んできます。「時間がなく遠くに急いで帰らないといけない、しかもバッテリーはカラに近い」といった人と、「自宅はすぐ近くでありバッテリーは80%ほど残っているが、タダだからとりあえず充電しよう」という人では充電に対する緊急性はまったく違うでしょう。前者のような人はためらいなくお金を払うと思いますが、タダだと後者のような人が充電していても「先に充電させて」とはなかなか言えないと思います。見ただけでは状況はわかりませんしね。
しかしこういう状況でも、課金すれば問題はかなり解消されます。何でもそうですが、タダは良くありません。

ただし、課金の方法をどうするかについては難しいところではあります。会員制にするのは良いですが、非会員でも高くなってもいいから一応使えるようにしてほしいですね。バッテリー切れ間近のときに、目の前に充電器はあるが使えないというのは切ないです・・・。




いろいろ書きましたが、やはり補助金を出すならば上記のような問題点をつぶすように出すべきではないかと考えます。

まず高速道路はもっとも緊急性が高いので、充電器全額+工事費半額+電気代の基本料金を数年間分などとしたら良いと思います。そして混雑しそうなので有料にすればよいでしょう。これなら設置側にも持ち出しはないでしょう。

そして、半径20km以内にほかの充電器がない場所で、しかも24時間営業という場合も充電器全額+工事費半額+電気代の基本料金数年分といったところでよさそうではないかと思います。おそらく500万円などといったケタになるのでしょうが、このような条件が揃うようなところはそんなにたくさんはないでしょう。
位置制限があれば、設置は早い者勝ちになるので、設置の促進効果も強いでしょうし、かなり便利になると思います。


現在は時間制限があるところを24時間にする場合も、数年間分の電気代の基本料金でも出せばよいように思います。これだけでも、夜に関して言えば実質的な充電器の増加につながります。


そして、半径2km以内に24時間営業の急速充電器がある場合は設置に補助は一切出さない、といった無駄を省くような対策もあわせて必要でしょう。それでも必要なら、自腹で設置すればよいだけのことです。そういうのに関してはビジネスの問題であり、国が手当てする必要などないと思います。


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